就職率95%というマレーシアの大学を訪問しました。

kosaka

前のブログでAPISという新設インター校をお邪魔した話をしたのですが、実ほその翌日同じグループが運営する大学を訪問しました。
その名もAsia Pacific University of Technology and Innovationという仰々しい名前です。あえて翻訳すると、「アジア太平洋技術革新大学」とでも言いましょうか・・
http://apu.edu.my/

この大学の特徴としては、大学名からも想像できるように、技術系に強い大学です。ITや工学の学部が看板学部という印象です。ただし、ビジネス・経営、会計・ファイナンスの学部もありますので、理系のみの大学でもありません。たまたま、キャンパスを案内してくれた学生さんは、ビジネス学部の学生さんでした。

この大学を一言で評価すると、とにかく「しっかりしている」大学だなとの印象を受けました。案内係の学生さんが、ネクタイ姿でバッチリきめていたので、「良い心がけですね!」と褒めてあげたら、「これが大学(学部)のドレスコードで毎日こんな格好をしています。」ということでした。いつ実社会に出ても良い格好をして、その模擬体験をしているとのことです。(ところで実社会でもマレーシア人ネクタイしてましたっけ?)

日本に比べると全体的に「ルーズ」と感じるマレーシアですが、この大学はそんなことなく、特に日本の大学に比べると、はるかに厳しく生徒を鍛えてくれそうです。そのためか、就職率は95%程度とのことです。世界が活躍の対象となります。

なお、卒業年数は工学部(Engineering)は4年間で、それ以外の学部が3年間です。学費はどの学部も年間60万円前後です。

候補生はある程度の学業成績は要求されますが、英語の能力はさほど問われません。語学力が満たないと判断されれば、大学課程の前に語学集中プログラムに配属されます。高校まで日本で学習した生徒の場合、ここからスタートするはずです。事前にマレーシアのインター校に留学した場合は、もちろん直接大学に入ることでしょう。

もし皆様(親御様)が、中学生や高校生のお子様を持ち、日本の高校を卒業して、日本の(平凡な)大学へ進学のみを想定していたとしたら、少し視野を広く持ってこういう大学にも挑戦をしていただきたい、という気持ちで一杯です。正規海外大学留学と言いながら、ご予算は日本の私立大学進学と同等か、それ以下です。お財布にも優しいコスパな教育手段です。お子様にも一生使える能力を身につける機会を提供することになるでしょう。

APUAPU

換算為替レート

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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