大学視察ツアー 英国トップ大学を目指して!(サンウェイカレッジ、テイラーズカレッジ)

kosaka

昨日は、現在高校3年向けの大学視察ツアーを行いました。といっても結果的には通常の「ユニバーシティ」ではなく、主として「カレッジ」のプログラムの説明を受けることになりました。(訪問場所や大学担当者は通常と変わりませんが。)

というのもこの高校3年生の男子は非常に優秀でモチベーションも高く、最終的には英国のトップ大学を卒業したい、との目標がありました。実は、多くの英国の上位大学のディグリーコースは日本の高校卒学生の直接入学を認めておらず、事前に1-2年の「大学準備コース」(ファンデーションあるいはプレUと呼ばれる)での学習を義務付けています。

その大学準備コースを提供するのが、カレッジになります。もちろん直接英国のカレッジで大学準備コースを受講するという選択肢もありますが、成績、英語力の点で比較的入学基準が高く、また大学によって入試もあるため入学難易度は低くありません。その点マレーシアの大学準備コースは成績基準、英語基準に関し難易度は比較的低く、またコース費用、生活費が英国に比べはるかに割安なため、中継地点としてマレーシアを利用する価値は大きいと言えます。また、仮に大学準備コース受講中に進学希望大学が米国や豪州の大学(あるいは日本の大学)に変わった場合なども、機動修正がしやすくなります。

今回はカレッジとしては非常に定評の高いサンウェイカレッジとテイラーズカレッジを訪問しました。サンウェイはカレッジコースの選択肢が多いのが特徴で、主要のCIMP(カナダ式)の他、Aレベル(英国式)、AUSMAT(西豪州式)、MUFY(モナシュ大学向け)、FIA,FIST(ともにサンウェイ専用)、またこれらに加えサンウェイインターナショナルスクールの扱いになりますがIBディプロマのコースも用意されています。一方テイラーズカレッジでは、AレベルとSAM・SACE(南豪州式)が提供されています。

今回いくつかのプレUコースの説明を受けましたが、それぞれ一長一短があり一言でどれがベストとは言い切れません。ご帰国後も、(マレーシアにするか、英国にするかも含めて)検討されることになりました。まだ検討される時間はたっぷりあります。ただ今回テイラーズのAレベル卒業生の進学先リストには大変驚かされました。ケンブリッジ、オックスフォード、キングスカレッジロンドン、インペリアルカレッジロンドンなどの有名校に多くの卒業生を送り込んでいます。(画像ご参照)

あえて誤解のないように言わせていただくと、Aレベルコースは、日本人の場合通常インター校卒の生徒さんが進級するコースで、日本の高校卒業生には英語面で非常にチャレンジング(難しい)と言えます。ただ、今回視察のお子様はそれに対応できる能力とモチベーションを随所に感じることができましたので、私個人としては是非挑戦して欲しい!という気持ちを持ちました。「日本の大学に全く興味はない。」ということですので、来年3月まで無駄な?受験勉強の代わりに高校の授業とIELTSの勉強に努めていただきたいと思います。道は開けると信じています!

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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