厦門(アモイ、シャーメン、XIAMEN)大学、マレーシア分校を視察してきました。

kosaka

先日厦門(アモイ)大学のマレーシア分校を視察してきました。アモイというのは日本語(漢字)読みで、中国語の発音はシャーメン、英語ではXIAMENと書きます。

アモイ大学は、中国の有名国立大学で、タイムズの世界ランクでは中国国内12位、アジアでは37位というランクです。これが高いかどうかは一概に言えないですが、日本の大学と比較すると、少なくとも筑波大、北海道大、九州大、慶応、早稲田よりは高いランキングです。

海外大学の分校という意味では、オーストラリアのモナシュ大学、英国のノッティンガム大学のマレーシア分校と同様のカテゴリになります。

中国の大学のマレーシア分校の存在意味は日本人には少し考え方が難しいと思いますが、おそらく中国の国立大学(例えば北京大学など)で勉強したい日本人は潜在的にたくさんいますし、ただ環境が心配(大気汚染)だとか、そもそも入学難易度が高すぎて(東大より難しい?)入学困難という問題があるのだろうと思います。もちろん言葉(中国語)の問題もあります。

その点マレーシアの分校は、環境はすばらしいし、費用も割安、入学難易度もゆるめ、授業は英語という好条件がそろっているので、日本人からも一定のニーズはあるように感じます。大学を卒業してアジアや中国で活躍したい場合、かなりの大学の知名度もあるのではないかと思います。

ちなみに学費ですが、年間60万円程度、特に寮費は安く個室でも月に1.5万円くらいです。更に、ある程度の成績優秀者には奨学金として授業料を3割OFFしていますので、年40万円くらいになります。これは魅力です。

キャンパスは現在国際空港に近いセパングの150エーカー(東京ドーム13個分)の敷地に建設中(増設中)です。今は工事中の箇所も多く、お世辞にもきれいなキャンパスとは言いにくいですが、中国本校は世界14美キャンパスの一つと言われるだけに、フル完成時にはすごいことになる気がします。(デザインは本校とそっくりですので。)

なお、中国の大学と聞くと中国語で授業をするイメージがありますが、中国薬学などのいくつかの学部を除いで原則すべて英語で行われます。

教授の80%以上はPhD取得者ということで教授陣の質を重視しています。また中国本土からは超優秀なエリート学生が送りこまれており、学生のレベルもすごく高いということです。ただ、開校直後で、特に留学生の入学基準はゆるめにしています。そういう意味で今が狙い目の大学と言えます。

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http://www.m-ryugaku.com/univs/xmu

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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