マレーシアの大学留学、全員参加型になってきました

kosaka

「マレーシア留学」と言うと、2-3年前までは、小中学生の「インターナショナルスクール留学」や「親子留学」を指す場合がほとんどでしたが、最近は大学留学に関する問い合わせが増えています。タイトルに「全員参加型」と書いたのは、実に多様な年齢の方が、色々なスタイルの大学留学を模索し始めているからです。

通常、大学留学と言うと現役の高校生(特に3年生)が検討するのが一般的ですが、実はマレーシア大学留学に限ってはこのシェアはあまり高くありませんでした。おそらく高校生のレベルでは海外留学と言って想い浮かべるのは、米国、カナダ、英国、豪州くらいまでで、マレーシアと言われても「はーぁ?」という感じだったと思います。まれに現役高校生が「マレーシア留学志望です。」という場合、親が大のマレーシアファンだったり、高校の先生がマレーシア通だったりする場合がほとんどでした。

ただ、最近少し流れが変わってきた気がします。結構現役高校生から、「来年マレーシアの大学に入りたいです。」というようなメールを何度ももらっています。特に親や先生がマレーシア大学を強くすすめた形跡もなく、(ヒントはもらっているかもしれませんが、)自ら志望したという感じです。本来この「高校生マーケット」がマレーシア大学留学の最大の市場と言えるだけに、本格的に「眠れる獅子が目を覚ます」ことを大いに期待します。

それから以前と同様コンスタントな問い合わせを頂戴するのが、現役の大学生です。特に大学1-2年生でしょうか?以前「仮面浪人」について書きましたが、日本の大学に失望して仮面浪人実施中の大学生が、日本の再受験をあきらめ(というか無意味なことを悟り)マレーシア大学留学にスイッチするパターンです。

その他最近目立ってきたのが、一度日本の大学(4年制や短大)を卒業した社会人が、もう一度マレーシアの大学に入学するパターンです。学士号(バチェラーコース)を繰り返す場合もあれば、大学院(マスターコース)に入る場合もあります。「日本の大学を卒業したが何も身についていなかった(笑)」ということで更に語学スキルやアカデミックをやり直したい、という声が強いです。

この他だと、現役大学生から短期留学の問い合わせが増えています。先日より話題にしている「休学留学」のニーズが高いです。多くの大学が留学をすすめているし、それを金銭的にサポートする仕組みも充実してきたため、この分野もかなり伸びる可能性があります。一方でマレーシアでは短期のアカデミックコース参加というのがあまり一般的ではないため、大学の柔軟性の問題があります。

また、少し別な観点からマレーシア大学留学を語ることができます。以前は日本にいる日本人様からの問い合わせがほとんどでしたが、最近は滞在国に関しても多様化しています。例えば、「米国の高校にいるのだけど、マレーシアの大学に興味がある」、「米国のカレッジにいるけど、マレーシアの大学に編入したい」、「豪州の高校からマレーシアの大学に行くにはどうしたら良いか?」、「マレーシアのインター校にいるけど、どの大学が良いか?」、「豪州でワーホリやっているけど、豪州大学のマレーシア分校に興味がある」と言った色々な国から問い合わせを頂戴します。以前は「マレーシア→米国」という流れはあっても「米国→マレーシア」という流れはまず考えられませんでしたが・・・このサイトでも米国留学をあきらめマレーシア留学にスイッチした例は何度か話題にしています。(下記「お客様の声」ご参照)

http://www.m-ryugaku.com/node/907

やはり、「コスパ」に勝るものはないのかな、などと考えたりして・・・

そういうわけで、色々なマレーシアの大学留学スタイル、あなたも検討してみてはいかがでしょうか?

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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